2018年6月18日発生の大阪府北部を震源とする地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
残念ながらお亡くなりになられた方もあり、また家屋被害などにより避難生活を余儀なくされている方々も多く居られるとのことで心配しております。
本協会では、発災当日に北摂エリアを訪問し現状視察を行いました。
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電車が立ち往生し開かなくなった阪急電車の踏切で交通誘導する警察官と消防隊(大阪府箕面市) | 笠が転落した灯篭(手前)と崩落した瓦(奥・上)が散乱(大阪府茨木市) | 壁が崩落した民家(大阪府茨木市) |
地震により壊れてしまった医用機器は無理して使用しないことをお勧めします。
ご家庭でお使いの治療用機器についてはかかりつけの医師に相談の上で代替機を手配するか、治療のために医療機関を受診されることをお勧めします。
医療機関でお使いのME機器等で代替手段がない場合は、機器到着までの間は平常機能を維持している医療機関へ転院させるなどの措置をお勧めします。
落損や汚損など外観からもわかるような損傷がある医用機器を使用しますと、本来の目的である診療には役立たないばかりでなく、誤った値を表示し診断に影響したり、予定よりも多くの薬剤を注入してしまうなどの危険があります。
またショート(短絡)した機器をコンセントに差し込むとブレーカーが遮断し停電を引き起こします。特に医療機関では停電による影響は甚大となる場合もあり、末端回路でのショートによる停電は非常電源が役に立たない場合がありますのでご注意ください。
一部のメーカーでは今回の被災による機器の修理を特別対応しています。
無償になるケースや、保険対応できるケースもございますので関係先へお問い合わせください。
事例として特別修理を公表しているメーカーを紹介します。